社会保険労務士試験 合格率

勉強法の選び方①<独学編>

社会保険労務士試験の合格率の低さは、出題範囲の広さに加え受験者たちの効率の悪い勉強法がその原因であると前に述べました。一方、法律知識のない私が、1年半の勉強期間で1発合格できたのは、その幅広い出題範囲を効率良く勉強できた学習方法と出会えたからに他なりません。

独学は初心者には不向きの勉強法

資格取得のための勉強法は、一般的に独学と通学、通信講座の3つがあります。まず、独学ですが、この勉強法は費用はテキスト代のみで、勉強時間も自分次第というメリットはありますが、反面、多くのデメリットも存在するため、労務や社会保険業務の経験や法律知識のない初心者の方にはお薦めできません。

というのも、まず勉強の基本となるテキスト選びに苦労します。書店には「半年で1発合格!」などと威勢良く謳うテキストが溢れていますが、その内容が、果たして効率の良い勉強法を提案しているかは、初心者には判断が付きにくいもの。しかも、どんなに出来の良いテキストであれ、必ず疑問点は出てきます。その際、独学の場合は誰に聞くことも出来ません。わからない箇所をそのままにしたまま合格できるほど、社会保険労務士試験は甘くありません。

また、労働法令や社会保険法令は、ひんぱんに法改正が行われ、また、法改正が行われた法令は試験に出やすいという傾向があります。いかに新聞や情報サイトに目を光らせいても個人の情報収集力には限界があります。この点、専門の予備校や通信学校の講座であれば、こうした法改正に伴う最新情報を常に入手し、試験対策として事前に準備することができるでしょう。

メリット転じてデメリットに

最後に、「低予算と時間的拘束の無さ」という独学のメリットに関しても注意が必要です。低予算ということは、万一挫折してもそれほど懐へのダメージがないということです。また、時間的な拘束の無さも、裏返せばいつでもサボれてしまうということ。自由なだけに「今日はヤル気が出ないから、明日頑張ろう」と、なってしまいがちなのです。

つまり、独学には物理的にも精神的にも縛りがなさ過ぎるのです。2、3度目の挑戦で要領を得ている方や強固な意志を持った方以外は、独学はお薦めできません。もちろん、私が選択した勉強法も独学ではありません。やはり、合格という目標を達成するためには、ある程度の〝縛り〟が必要なのです。

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